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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第43章 「そう言うことは早く言え!」※《宇髄天元》


「宇髄天元」。
幼い頃、家のパソコンで何度も検索した。
それといって欲しい情報はなく、探し続けて何年にもなる。
そもそも前世の記憶は本当にあったことなのか、本当だとしても宇髄天元は本当にいるのか、本当にいたとしても宇髄天元はこの世にいるのか、この世にいたとしても前世のことなんて覚えてるのか…とこういうふうに波奈はぐるぐると考え続けていた。

考え続けながらも必死に宇髄天元を探し続けた。そうしてようやく見つけ出した。
誰もが知る有名な藝大出身、海外留学を経て数々の絵画コンクールで入賞、日本の若きアーティスト。
画面に映るその人の顔は紛れもなく探していた宇髄で、銀髪の紅い瞳は前世と変わってはいなかった。


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