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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第36章 血鬼術を解いてよ宇髄さん1※



栗色の髪を解いて、白いシーツにそれが広がる。
髪をとくようにまた頭を撫でてやると、心なしか波奈の身体が解れていくような気がする。
波奈の顎を軽く持ち上げて、薄く小さなさくらんぼのような唇に口づけをしようと顔を近づけた。
波奈はギュウ、と目をキツく閉じた。

「…口吸いは、したことは」

「…な、ない、です」

「…そうか」

なら辞めとくか。
ちゅ、と唇を避けて頬に軽く口づけすると、波奈は固く閉じていた目を開いてきょとんと宇髄を見上げた。

「…なんだよ」

「いえ、あの…っあり、ありがとうございます…?」

「知らん。触るぞ」

「ひゃ、ひゃい…っ」

宇髄は波奈の返事を聞いて、胸の膨らみに手をかけた。







「…っ…ふ…っ………ぅっ……お、音柱様!」

「なんだ」

力のない手で胸を押された。
白衣の上から、波奈の胸をじっくりと揉んでやり、ぷくっと浮かんできた胸の頂点を、指で弾いて、摘んで、カリカリといじってやる。
大きくは決してない発展途上の乳房を堪能していると、波奈の反応が思ったよりも良かった。
まだ服越しだというのに、ピクピクと小さな電流が走るように悶えている。…可愛いな。
ギュッと目を閉じてそれに耐えていた波奈だったが、あまりにも長い時間宇髄がそうするので、ついに痺れを切らしたようである。

「…っそこに、時間をかけなくて…っいいです…っ
早く終わらしちゃってくださいよお…っ」

「は、馬鹿か。男女の触れ合いっつーのは時間をかけてこそ気持ち良いもんだろ。
早く挿入してはい終わりじゃねーんだよ」

そうは言うてみたものの、波奈は納得していないようだ。
ふるふると顔を横に振っている。

「…んじゃあまあ…脱がすぞ」

桃色の帯に手をかけ、しゅるりと解いた。
それから白衣のワンピースを上から順にボタンを外していく。

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