• テキストサイズ

王様嫌いな彼女

第2章 嫌いなアイツ


貴方side

今度はマネージャーをやるって決めていた
でも提出する時に気がついた
及川徹と岩泉一の敵になる
それが嫌で中々提出できずにいた
意を決して提出をしたのは

「今度烏野と練習試合するんだ、会えるねゆいなちゃん」

その言葉ひとつで私は入部した

「さっそく今日からよろしくね」

「はい!よろしくお願いしま…」

部員を一通り目を通すとあり得ない人物がいた

「あ」

あっちも私の存在に気づいたみたいで

「「なんでいるの/んだ?」」

「なんだ2人とも知り合いか?」

「うす、同じ中学で…」

「なんだそうか!ならよかった仲よ…」

「……なんでいるの…」

「?なんすか?」

「なんでここにいるの?青葉城西とか白鳥沢とか行く場所たくさんあるじゃん!!」

「白鳥沢は落ちました。青葉城西は行かないっす」

私は奴の胸ぐらを掴んだ

「あんたのせいでっ!!あんたなんかに会いたくなかった!!」

その顔、天然なの?なら尚更むかつく

「あの試合も全部!!バレーボールを個人競技だと思ってるあんたのせいで負けた!あんたのせいでチームが崩れた!強い奴とやって自己中心的にやりたいなら他行けよ、あんたの居場所なんかここに「はい辞めなさい」」

「2人の間に何があったんだべ?」

「なにもないと…思います」

「なんかあったからこうなってんだろ?何したんだよお前」

「わかんないっす」

「……私こいつとは仲良くなれないみたいです」

怒りを込めながらいった

「別にならなくてもいいです」

「あんたのそういうところ!そういうところがチームメイトに見捨てられたんだよこのバカ!!」

「なっ!!」

あの日が相当トラウマなのか何も言わなくなった
事実を受け止めなよ
あんたは変わらないし変われない
徹を追い込んだみたいに今度はあんたが追い込まれなよ
/ 127ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp