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貴方のそばに。

第4章 ダンスパーティー


「え?いつもって?」

「サーシャはダンパがあっても踊りたがらねぇんだ。
いつもな。昔からそうだし、今更驚いたりしねぇよ。」

「で、でも、私サーシャが踊ってるの、見たことあるわ。クロフォード家主催のパーティーで…」

ミシェルが言った。

クロフォードってゆうのは私のファミリーネーム。

ミシェルは純血一家だし招待される。

ジェームズも。

「確かにサーシャは踊るよ。踊りたがらないだけさ。
人気の少ない場所で踊ることが多いから来てる人でも見たことが少ないけど。」

とジェームズ。

「そうよ。踊ったことのある人とか仲の良い人となら
人気の少ない場所で踊るよ。」

「じゃぁ、シリウスと踊ればいいじゃない。
シリウスとあなたはよく踊るんでしょ?」

とリリー。

「ここは人が多いもの…。恥ずかしいからいやよ。」

「サーシャはパーティーが終わったあと俺とどっか人気のない所で踊ろうな!」

「えぇ、ありがとう!」

パーティーには出ない…。

しかし、それは叶わなかった。

「ミスクロフォード、パーティーで踊らないつもりですか?」

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