第16章 怒ると怖い ~黒子~
NGシーン
「マジバ行きてぇ」
そう青峰くんが駄々をこねるので
僕達は今行きつけのマジバにいる
「相変わらずよく食べるねー」
そう言うさんは
僕と同じバニラシェイク
相変わらず2人そろって少食です
「お前らが食わなすぎなんd「なにすんだよクソガキ‼︎」あ?」
突然店内から怒号が聞こえてきた
声のした方を見れば
3人くらいの高校生が中学生くらいの女の子を囲んでいる
どうやら女の子がジュースを
高校生の服に零してしまったらしい
女の子が何度謝っても
高校生の怒りはおさまりそうにない
「謝れば済むと思ってんなよ‼︎」
高校生が掌を振り上げる
パシィ‼︎
乾いた音がした
でも打たれたのは中学生の女の子じゃなくて
「さん‼︎」
「いったあぁぁあ⁉︎痛いわアホー‼︎」
バキィッ‼︎
「さん、高校生のびちゃいましたよ?」
「やば、またやっちゃった(・・;)」
「お前いちいち蹴んなよ、高校生が可哀想になってくるわ」
「さんをぶったんですから、あれくらいされて当然です」
「え、いやおいテツ...」
「さすがテツくん、わかってる〜♡」
「いや、だから」
「むしろもっと蹴った方がいいと思います」
「おーい、テツー?」
「次はそうしてみる‼︎」
「いやお前ら、根本的におかしいから‼︎」