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I Love.....xxx♡【黒バス】

第16章 怒ると怖い ~黒子~




すぐにさんの元に駆け寄る
大丈夫と笑っているけど
ほっぺたが真っ赤になってる


プチッ

僕の中で何かが切れる音がした


「........まれ」

「あ?」

「彼女に謝れ‼︎」

自分でも、驚くほどのスピードで
高校生に掴みかかる

「このやろ‼︎」

高校生が僕に拳を振りかざした
殴られる、
と思って目を瞑る


「あれ?」

痛みがいつまでこないので
瞳をあければ、高校生達は青峰くんによって1人残らずのされていた

「たくっ、テツ無茶しすぎだっつの」

僕の頭をわしゃわしゃと撫でながら
青峰くんが言う


「すいません、必死だったんで」


本当に必死だった
さんにケガをさせた
高校生ももちろんだけど
それ以上に自分が許せなかった


「テツくん‼︎よかった、怪我してない」

さんが
安堵のためを漏らす
握られた手は小刻みに震えていた


あぁ、
そうか僕は.....



「青峰くん、さっきの言葉撤回します」

「あ?」

「僕はやっぱり怒ったら怖いんだと思います。だって、僕はさんを守りたいから。そのためなら、何だってしたいです。」


だから、


さんの赤くなった
ほっぺたに口付ける


「僕が君を幸せにします。僕が怒る暇がない位、たくさんの幸せであなたを包みます。」



だからいつか胸をはって言うんだ

僕は怒ったら怖い
けど、今まで怒ったことはない

だって怒る暇もない位
君との時間が幸せだったからって。



今のように真っ赤になった君を抱きしめて
愛の言葉を囁くんだ




僕が怒っちゃうほど守りたいのは
これから先もさんだけだから


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