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終わらぬ赤月の呪い *ワンピース*

第4章 赤月の子と剣士




(…だが)
ゾロは触れる前に手を止めた








今更、俺はあいつに何を言うんだ?

もう、あれから数年が経っている



あいつはもう、俺の事は覚えてないのかもしれない
名前も知らない俺を、わざわざ覚え続けて得する事すらない





「…一億二千万ベリーの賞金首をかけられた海賊の俺なんて、あいつにとっては怖いだけかもしれねぇ…」









あの時、自分の名前を言い出せなかったのは













あいつを怖がらせたくなかったからなのかもしれない…
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