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Smile Bouquet

第24章 新任務




ノア
「ルーウェル!」


すぐ様、状況を理解したノアがレティシア達の魔法を解く。


エドゥアル
「へぇ…見付かっちゃったか」


先程まで驚いていたエドゥアルだっが、既に余裕の笑みを浮かべている。


リアム
「大丈夫か?」

レティシア
「まぁ…何とかな」

ルシアン
「助かった」

ノア
「いえいえ」

レティシア
「覚悟しろよ、エドゥアル」

エドゥアル
「言っただろ。今日は話に来ただけだ。…話はおしまい。じゃーね。ゴズーラ」

レティシア
「フィピテオ…!」


同時に唱えられた魔法だが…レティシアが放った魔法はエドゥアルを捕らえる事が出来ず、逃してしまった。


レティシア
「くそ…!」

ルシアン
「とにかく…さっきの話を信じるとして。共有するぞ」


ルシアンの声にレティシアはゆっくりと頷き、その場を後にする。




与えられた一軒家でレティシアとルシアンはエドゥアルから聞いた話を、特別室にも繋いで共有した。
全員…何が何だかいまいち理解出来なくてその場は沈黙に覆われる


リアム
「つまり、レティシアがサポーターで隠してる呪いはそのブラックティアを抑える為の魔法だって事か?」

レティシア
「嗚呼。…ブラックティアだか何だか知らねぇが自分勝手な理由だ。私を傷付ける奴を無くすとか…てめぇが1番、傷付けてるだろって話だ」

ルシアン
「力量が足りなかった、と言っていたが恐らくは準備が整っていなかっただけだろう」

ノア
「だから、抑制魔法を使ったって事なんすかね」

ルシアン
「嗚呼」

オリヴィア
『気になる事ばかりだけど…ひとまずは任務に集中、じゃないかしら?』

レティシア
「嗚呼、その通りだな」


画面越しに言われたオリヴィアの言葉に全員が頷き、一旦は頭の隅へとやる事にした。
今はこの村を脅かしている脅威を薙ぎ払う事…それを胸にレティシア達はその日を終えた



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