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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第10章 ※シャボンディ諸島




「…チッ こいつに免じて、てめェを殺るのはやめてやるよ。」
「てめェが俺を殺れるとでも思ってんのか?」
「キッドさん‼︎」
「…わーったよ。で、トラファルガー。お前そろそろ決断しろ。」
「…俺は同盟なんぞ、組みたくねェ。しかも相手がてめェだ。」
「あ”ぁ?」
「だが、つきまとまられるのも嫌だ。ストーカーか、てめェは?」
「疑っているだけだろうが。」
「…提案がある。この条件なら、組んでやってもいい。」
「お、何だ?」

キッドが身を乗り出す。

「…てめェは要するに、俺が‘‘清者”を連れ去ったと思ってんだろ? だからその疑いを確かめようとしている。」
「まぁな。」
「…なら、疑いが晴れたら、同盟は解除しても構わないよな?」
「…そうだな。てめェといつまでも一緒とか、血へど吐くわ」
「…俺の船を見せよう。何もなければてめェの疑いは晴れる。」
「…。」
「それでいいなら、同盟を組もう。一瞬だが。」
「……。まぁいいか」

キッドはボソ、と何かを呟いた。

「あぁいいぜ‼︎ 同盟成立だ‼︎」
「…。」

(これって…同盟の内に入るの、か?)

真鈴は何かおかしいような気がしたが、ほっておいた。

「行くなら行くぞ。俺の船は25番GR(グローブ)にある。」
「おう。」

3人は立ち上がり、店を後にした。
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