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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第25章 またまた島上陸



ローが真鈴の正面を見た途端。

「ー‼︎」

真鈴から唇を重ね合わせてきた。
…ローの首に腕を巻きつけて。
ローは反射的に彼女の口内に舌を滑りこませ、深く唇を合わせた。


…またしばらく唇を合わせていると、真鈴がローの胸板をドンドン叩いてきた。

「っは…なんだよ」
「息、苦し、い……」
「……下手くそ」
「うるさい…分かってるよ…ん⁉︎」

また唇を合わせてきた。

「…もう十分息吸えただろ?」

ローはキスをしながらニヤリと妖しく微笑んだ。

「っ、もう‼︎ もう終わり‼︎ わっ、私は準備してくるっ‼︎‼︎」
「あっ」

スルリと上手くローの腕の中をすり抜け、キッチンの奥に姿をくらました。

「…逃げやがったな」

(あいつから…キスしてくんのは珍しいな。)

「まぁ…嬉しかったんだがな」

ボソリと呟き、口角を軽くあげた。
…その時。

「あっ、ベポ押すなって‼︎」
「何してるの? 早く入ろうよ〜」

背後から声が聞こえてきた。

「だから今ちょっとダ」
「…テメェら」
シャチ「ひっ‼︎‼︎」

いつのまにか扉が開き、ローがシャチ達の前に立ちはだかっていた。

シャチ「船長がいけないんすよ⁉︎ あんなところで…‼︎ 俺らはただ準備しに来ただけ‼︎」
ベポ「あ…」

ベポはシャチが部屋に入らせないようにしていた意味が今分かった。

ベポ「キャプテン…時と場所考えよ…?」

ベポにそう言われ、軽くグサッと言葉が刺さった。

「………すまねェ。ほら、さっきのことは気にしねェで朝飯準備してこい」
シャチ「気にせずいられますかよ‼︎‼︎」
「いいから行ってこい‼︎」

ローはベポとシャチを部屋に投げ入れ、扉を閉めた。

「いってー‼︎ 船長ひどい‼︎」
「キャプテン痛いよー‼︎」

部屋から二人の悲鳴が聞こえるが無視して自分の部屋へと戻る。

(時と場所……なぁ)

ローは一旦盛ると、よく周りが見えなくなる。

「…はぁ」

(こんなに欲が強かったか…俺は…?)

…自分の欲について疑問をもちはじめたローさんであった。

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