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ゲンガー夢

第18章 リゾートデート(ユナイト編3)


あれから二週間、
レナはユナイトとやらに
飽きる様子はなかった。
試合に練習、日中のほとんどを
ユナイトに費やす日々。
俺との時間は必然的に少なかった。

「レナ、朝だぞ!」

「んん……まって、あと15点で……」

寝てもユナイトかコイツは……!
ベロリと顔を舐め上げると
ピャッとベッドから飛び上がる。

「ワァァ!もう、顔がべちょべちょ……!」

「いつまでも寝ぼけてるからだ」

文句を言いつつ起きると洗面所に向かう。
ここでの生活もすっかり慣れたものだ、
ホテルだというのに私物が散らかっている。
今日は俺との約束で一日ゆっくりと
エオスの散策をする約束だった。

「はー、なんか変な感じ。
ここ最近ずっとユナイトしてたから……
試合時間に追われないって良いね」

「そう思うなら、やめちまえ」

「そうはいかないんだなぁ」
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