• テキストサイズ

ゲンガー夢

第16章 異なる世界で(ユナイト編2)


パリパリと小さな光の粒が集まりだし、
すぐにそれは収まった。

「@◇#※〒!▼〒@!」

「▼▼×▼◇@●?」

扉が開いたので何をするんだ、と
カガミ博士の鳩尾を殴った。
博士が苦笑いをしながら腹をさする。
そうして手を伸ばし、
私の頭の上にあるナニカに触れた。
ワサワサとした感触がし、
ようやく何か乗っていると気がつく。

リン博士がジャン!とばかりに
手鏡をコチラに向けると
レトロ風とでも言おうか緑の
大きなリボンが頭につけられている。

「な、なにこれ!いつの間に……」

リボンなんて普段つけていないのに
しかもこんなに大きなやつ……
恥ずかしさに取ろうとすると
結び目をほどいた途端にそれは霧散した。

"それはホロウェア、エナジーを利用した
ホログラムアバターです。
つまり今レナさんは人間でありながら
エナジーを保有しているんですよ!"
/ 227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp