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ゲンガー夢

第16章 異なる世界で(ユナイト編2)





「♯@〒#◇▼●×※!!!!??」



「うわ、声大きいです……」

カガミ博士は目を輝かせてみたり
顔を曇らせてみたりと忙しない。
昨日は外国語だと思っていたのだが、
こうして博士の言葉も分からないとなると
一体私はどうなってしまったのか。

"本当にポケモンが
何を言ってるか分かるんだね?"
と、博士がメモ帳に筆談してくれる。

「はい、多分……
私の頭がおかしくなっていないなら」

博士が私から距離をとると
なにやらゲンガーに耳打ちをする。
ゲンガーは怪訝な顔で二度見をした後、
私の方へとやってきた。

「カガミのやつ、昨日俺たちが
居なくなってから美味い飯食べたらしい」

「ええー!!ズルい!」

"ズルいです!私たちにも奢って下さい!"
と私も渡された紙に書きなぐると
博士は感動した様子で震えだした。

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