• テキストサイズ

ゲンガー夢

第11章 里帰りの手土産(上)





「ックシュ……」

「うわ、こりゃ酷い……!
なんだってこんな事に?」

「色々あ"っ"て……」

すっかり鼻声で熱を出してフラつき、
装備はボロボロなレナに
カガミは慌ててポッドを開いた。
任せるのは癪だがニンゲンのことは
ニンゲンに任せた方が良い。
自分の冷たい手のひらを握りしめる。

「ゲンガーも大変だったろう?
ご苦労様」

「戻って、ゲンガー」



たまにしか戻らないボールに収まる。



そして俺はボールの中で考えるのだった、
悪いニンゲンと悪いゲンガーについて。
/ 227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp