第4章 会いたい[煉獄杏寿郎]※裏
りょうは抱かれた腕の中で杏寿郎の胸にしがみつく
会いたかった
会いに来てくれた
それが嬉しくて涙した
少し離れて杏寿郎はりょうの顔を覗き込む
「ところで、一人でしていたんだろ?」
急に我に返って恥ずかしくなる
「その...えっと...」
「俺の名前を呼んで、」
「〜〜っ!」
にやりとする杏寿郎に下を向き赤くなる
すると耳元で杏寿郎は囁く
「一人でしないで俺としようか」
かぁーーっと真っ赤になり瞳を潤ませるりょう
それが面白かったのか杏寿郎が笑った
「ははは!茹で蛸みたいになっているぞ」
「もぉ!杏寿郎さんのばかぁ」
「ん?バカとは俺のことか?」
顔を近づけてりょうの瞳をじっと見つめる
「...嘘よ...すき」
「俺もだ」
そして口付けを交わす
最初は軽く優しく唇を合わせていたがりょうの唇をぺろりと舐められりょうはぴくっと反応する
閉じられた唇に割って入ってくる杏寿郎の舌が歯列をなぞっていく
少しの隙間から舌を侵入させりょうの舌を追いかけた
杏寿郎の左手はりょうの腰を抱き右手が着物の胸元から中へ入っていく
初めて杏寿郎に触られることにりょうは鼓動が速くなっていく
「ぁッ」
小さく漏れた声を聞き杏寿郎は唇を離した
「いつもどうやって自分で触ってたんだ?」
意地悪を言う杏寿郎に涙目で訴える
「そ、んなこと...聞かないでくださいッ」
親指でコロコロと乳首を転がしているとりょうの表情が快楽へと歪む
好きな人に触られることが自分でするよりもこんなに気持ちがいいものだと初めて知ったりょうは小さく喘ぐ
「ぁ...はぁ...ッ」
腰に置いていた手で着物の帯を解く
傷一つない綺麗な肩が露わになるとそこに杏寿郎が口付けを落とす
肩から少しずつ上へと唇を移動させ耳朶を甘噛みするとりょうの高い声が漏れた
「あぁッ」
「ここが弱いのか」
「そんな、ところ...はじめて、で」
そんなところも他のところも何もかもが初めて触られる場所でなにをやられても快楽へと変わる