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桜の物語

第2章 始まり


チュン チュン
?「姫ー?朝餉ができましたよー」

?「ンッ...わかった今行く」
ゴソゴソ
?「うーーーん」

「服...これでいいか...」





「「「「「「「「おはようございます、お嬢/姫」」」」」」」」

「はいおはよー」
若菜「桜おはよう。冷めないうちに食べてね!」
桜「うんわかったー」


私の家は変わっている。
極道という時点で十分変わっているのだが、そこではない。
うちの家は...

首無「お嬢、後で髪を整えましょうか」
黒田坊「青‼︎貴様私の鮭を盗るな‼︎」
青田坊「別にいいじゃねぇか」
黒「よくない!!!!!!!!」

納豆小僧「青と黒は朝から元気だなー」
河童「それがいいんじゃねぇ?」
小鬼「でも朝からケンカはやめてほしいよなぁ」



私の家は極道一家『奴良組』で妖怪の集まりなのだ。
私は奴良組の初代の血をひいている。
その初代というのが...

ぬらりひょん「おうおまえら朝っぱらから元気だなぁ」
「総大将!」 「おはよぅごぜぇやす」
   「今日も元気そうで」

妖怪の総大将と名高いぬらりひょんだ。私の祖父でもある。
そして私には双子の兄がいる。

ダダダダッ スパァァン
「おはようみんな‼︎」
「「「「「「「「おはようございます。若」」」」」」」」

彼、奴良リクオだ。ものすごいお人好しである。

リ「おはよう桜」
桜「おはよ」
すごい勢いで食べるな...。
リ「行ってきまぁす‼︎」
若「あらまだ弁当できてないわよ?」
リ「購買で買うから!」
.....
桜「いってらっしゃい」ポソッ


  気をつけて
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