第9章 その鬼は
「あっちこっち痛てぇよ」
「動き回って大丈夫です?」
「どうもじっとしてるのが合わねぇみてぇだ」
昨日負傷した筈なのにどれだけ丈夫なのだ
「あ!天元さま!見つけましたよ!」
嫁の一人まきをがやってきた
「ちゃんと寝ててください」
「見つかっちまった!じゃぁな不死川によろしく」
宇髄さんはにこやかに去っていった
「なんだったんだろ」
数日後私は怪我の調子も良いとのことで機能回復訓練を済ませいつも通りの生活を送ることができるようになった
善逸くんの世話をしている間 炭治郎くんと伊之助くんはずっと眠りっぱなし
善逸くんはというと機能回復訓練を私とするのが嬉しいのか凄くニコニコとしていた
「みずきさぁぁん」
「善逸くん真面目にやろうね」
「やってますよぉぉ」
善逸くんのテンションについていけない
「さ、これで明日から任務にまたいけるわ」
「やだやだやだぁぁぁ!」
泣き喚く善逸くん
誰かこの子どうにかして
「善逸くんが無事戻ってこれたらお食事でもいきましょう」
「え...本当ですか!?」
「っ、ほ本当よ」
「いやっほぉぉぉい!!」
善逸くんは飛び上がる
「俺絶対戻ってきますから!!」
飛び出して行ってしまった
駄々をこねる善逸くんに食事の約束をしてしまった...
不死川さんにバレたらどうなるのやら
「別に不死川さんは関係ないわよね!」
はたと気づく
何故不死川さんが出てくるのか
そういえば最近会ってないな
少し寂しく感じる自分がいることに気づいた
「どうしてるかなぁ」