第6章 ご対面~菜穂編~
総「はぁ~いっぱい食べたな~」
菜「ですね~」
帰り道を歩きながら、今日1日を振り返る。
総「菜穂ちゃんってさ、剣術はできるの?」
菜「剣術…というのか分からないですけど、薙刀なら少しだけ」
総「へぇ~薙刀か…。珍しいね。」
一瞬沖田さんの目が鋭くなった気がするのは気のせいだろうか。
菜「そ、そうですか?」
総「今時珍しいよ。女の子でこういうのは」
菜「お、沖田さんは、剣術得意ですよね?」
総「得意も何も僕、組長なんだけど。」
菜「あ、そうですよね!!すみません」
冷汗が流れる。
菜「今日はありがとうございました。またご一緒させてください。」
総「うん。また明日からよろしくね^^」
菜「はい。」
それだけ言い残し沖田さんは部屋へ戻っていった。