• テキストサイズ

ひと匙だけじゃ物足りない

第3章 おねがい女装の代償


なんでもするから、なんて頭の良い彼に出してはいけない条件だったのかもしれない。

「彼氏の女装がみたいだなんて、君も本当に物好きだよネ」

いつもの髪型、いつもの口調。けれども顔は女性らしさが際立つように化粧が施され、服装は女子生徒を連想させる黒セーラー服だ。
ヒラヒラ膝上で動く度に揺れるスカートが何だかとてつもなくカワイイ。じと、と変なものでも見るかのような瞳も今じゃ可愛く見えた。

「やっぱりめちゃくちゃカワイイ…夏目くん女の子に混ざっても絶対違和感ないしなんならミスコン狙えるよ!!」
「デタラメ言わないでヨ、全く。…そういえば那乃花ちゃん、なんでもするって言ったよネ」

呑気にも写真を撮ろうとする私を組み敷いて首に手を這わす。相変わらず体温が私よりも低くて何だか冷たく感じる手。だから少し擽ったく感じちゃう。
じっくり艶やかに撫でる手の動きを見詰めていると余裕そうだ、と小声が聞こえた。そこで漸くハッキリと襲われる事を理解してしまい、待ってと無意味に手を出したが呆気なく彼の手に収まって唇も奪われてしまった。

「んっ、ふぅっ…」
「舌、出しテ。ほラ、なんでもするんでしょ」

あーん、と誘導されてたどたどしく舌を出す。すると熱い彼の舌に捕まって、舌先で舐められたり、じゅっと吸われた。
既に彼にさられっぱなしで悔しくて、どうにか責めてみようかと思うも舌の裏側をペロリと舐められて全身の力が抜けてしまった。抵抗しようとした手も今はただ寝そべるだけで諦めが着いてしまった。

「もうこんなになっちゃっテ…ほんと弱くて愛らしいネ」
「ちょ、やだボタン…」
「今日の服、お気に入りのでショ?汚れちゃったら大変だから脱いじゃおうネ」
「そんなっ、ぁ、スカートまで…電気消し」
「ヤダ、ボクにこんな格好させたんだからしっかり払ってよネ」

スカートのホックをずらされチャックも下げられると隙間から下着がちらりと見えてしまっていた。絶対腰は上げない、とは思っていても耳の中に舌を入れられ聴覚を彼に奪われ、舌の動きに過敏に反応してしまえばもう自然と腰は上がってしまって、スカートをずり下ろされあっという間に下着姿にされてしまった。

/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp