第2章
「あ、左馬刻、コンビニ寄って。トイレいきたい。」
左馬刻「ああ。」
もうすぐ家に着く頃だったけど、我慢ができずにコンビニに寄ってもらった。
着いた瞬間「ちょっと待っててね」と言い放ち私は小走りで店内に入った。
季節は春だったから店内はやたらとピンク色の商品が目立つな、なんて考える余裕もないのに、そんなこと考えながらトイレへ向かった。
(セーフ…)
用を足して、さっきのピンク色の商品シリーズが気になった私は左馬刻と一緒になにか食べようと思い、店内を見て回ることに。
(さくら味チョコ、さくら味ポッキー、さくら味…ポテチ?理鶯さん考案かな…笑)
?「ねぇねぇ、お姉さん。」
「はい?」
横をみると金髪で少し悪そうなお兄さんが立っていた。