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walking proud~呪術廻戦~R18~

第22章 impurities






クマ助…


やはり君は至高の存在だよ…







"おい、傑にピッタリなのがあるぞ!
ルカによる福音書6章…"

"ん?なに、ピッタリ?"

"人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪びとだと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。"

"というか…なぜそれが私にピッタリなんだ?"

"だって傑、お前は正義感の強い優男なんだぞ。だからこそ、決して赦せない人間や、赦せないことがあるだろう。"

"私は…人を裁こうと思ったことはない"

"ああ。無いからこそ危険なんだお前の脳ミソん中は。"

"・・・どういうことだ?"

"お前ん中で圧迫されていく、その憎悪がだよ。"

"…憎悪?"

"お前のような奴ほどその正体に気が付かない。その危険因子は目には見えないからなかなか取り除けない。…いいか傑、お前ほどの力の持ち主はそれを掌握していかなくちゃならない。そうじゃねぇと…わかるだろ。"







君は最後にこうも言ったね





"求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。"






やはり君は全て正しかった。



またね。











ごめんね




レイ







君たちは確かに






"家族" だったよ







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