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walking proud~呪術廻戦~R18~

第22章 impurities


術師というマラソンゲーム

その果てにあるのが

仲間の屍の山だとしたら…?





〇〇県〇〇市(旧△△村)

任務概要
村落内での神隠し・変死
その原因と思われる呪霊の祓除




任務完了と思いきや、夏油は村民に急かされるように
とある部屋へと案内された。



そしてそこにある檻の中に、
明らかに虐待されていると思われる、
傷だらけでボロボロの女児が2名。




眉間に皺を寄せ、顔を顰める。



「………なんですかこれは」



「なにって!この2人が一連の事件の原因でしょう?」

「違います」

「この2人は頭がおかしい!不思議な力で村人を度々襲うのです!」

「事件の原因はもう私が取り除きました」


「うちの孫もこの2人に殺されかけたことがあります!」
「バケモノめ!」
「こいつらの親もそうだった!」
「やはり赤子のうちに殺しておくべきだった!」





……うるさい猿共め





"非術師を見下す自分、それを否定する自分
どちらを本音にするのかは…"




「ふっ……皆さん、一旦外に出ましょうか?」




"君がこれから選択するんだよ"










猿は嫌いだ。

これが私の選んだ本音。
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