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walking proud~呪術廻戦~R18~

第21章 residual ■


「傑っ…は……ぁ……愛してる…」
「…私もだよ……ずっとね…」

ぎゅっと密着すれば、より互いの体温と与えきれないほどの愛情を感じられて、なんとも言えない幸福感に満たされる。

もっともっと感じていたい。
ずっとこのまま…永遠に…


「傑っ!…傑ぅ……あぁっ…」

「っ……ん?」

首筋に吸い付いていた夏油が優しい顔で見つめてくる。
いつもの大好きなその顔で。

「ずっと…っ…私だけのっもので…いて?…っんぁ」

「そんなのっ…っ…言われなくても……ふ…」

「来年もっ…再来年もっ…その次…もっ…」

「うん…君もずっと…私だけのもの…だよ…」


グンと再奥を突かれ、荒々しいキスをされた瞬間、またレイは達してしまい、全身を震わせた。

しかし、夏油は容赦なく腰をうちつける。

「はぁ…は… レイ…イッていいか…」

「う…ん……っ…」

体を揺さぶられすぎて力が入らず、声がうまく出ない。

ぎゅっと腰と背中を抱かれ、深くまで何度も突かれたかと思えば、また口内を激しく蹂躙される。


離れたくない…

その言葉は、彼の唾液と共に喉の奥へと飲み込まれていった。


そして唇が離れた瞬間、白濁とした大量の液体が薄い膜の中に出されたのがわかった。

「ーっ!…は……」

はぁはぁと肩で息をし、夏油がレイの顔の隣に両手をついてうつむく。

まだひくひくと波打っているソレから、1滴2滴とこぼれ落ちるのが分かる。

「はぁ……はは……まだ足りないな…」

「うん…私も……」

息を荒らげながら、なんとかそう答える。

彼のことが、好きすぎてものすごく辛いなんて、
こんな感情があったのかと驚く。


いつもそばに居てくれる彼。
いつも優しくていつも自分のことを最優先してくれて、強くて逞しくて頭も良くて、何もかもが最高の彼。

生きる道を示してくれて、全てを与えてくれた、
自分の生命そのものの彼。

泣きたいくらいに愛しくてしょうがない存在。

大好きで大好きで、自分よりも大切で、
死ぬまで隣にいたくて、





だからね…言わせてほしい。



私からの、呪いの言葉を。





「傑……死んでも永遠に、愛してる…」






優しく目を細めた彼と、また肌が重なった。
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