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walking proud~呪術廻戦~R18~

第20章 curse





あれから結局、

七海は何も喋らなかった。






"僕は…夏油さんのような呪術師になりたいんです。
夏油さんみたいに、真を持っていて真っ直ぐで…そんな強くて立派な呪術師に…"


そう呟いていた灰原雄という1人の呪術師はもういない。







現実は、いつだって忙しなく、

悲しみに暮れている余裕すら与えてくれなかった。






それから数週間が過ぎて、



またいつもの忙しない日常は繰り返されていた。








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