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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第43章 新年度の始まり



今年も、ブラホワ総合優勝は昨年と同じくRe:valeだった。

そして、新しい年が始まる。
今年はRe:vale5周年。いつ何が起るかわからない。
回避できるならしたいことばっかりだ...忙しくても、ちゃんと見てよう。
IDOLiSH7もTRIGGERもみんな、もちろん大切だし守りたい。けど、1番の優先はRe:valeと百だ。
それだけはずっと変らない。

千は今、百と2人でRe:valeの曲を作ってる。
私が映画の曲を作らないといけないから、そっち優先でいいと言ってくれた。

そんな頃、小鳥遊事務所でも動きがあった。
みんなが寮生活を始めた事。グループではないけど、悠斗も一緒に寮で暮らしている。
デビューは悠斗が先になりそうだと万から連絡をもらった。

IDOLiSH7は路上や小さい劇場、学祭等でライブを行っていく予定だそうだ。そうなったらデビューできるはず。

そう思っていると千が、今日車で来てるから送ってくれるついでに、私が今作ってる曲を聞かせてと言ってきた。

「なら、俺ご飯作る!カレーでいい?」

「僕も手伝うよ。七桜は曲作り進めてていいよ。勝手にキッチン借りるから」

「ユキと一緒に料理ー?やったぁー!」

百が嬉しそうだから、お願いした。
車に乗って、買い物に行く。うちは車で待っててって言われた。
アニメの歌...私はゲスト出演で出てるだけなんだけど、漫画も見てた好きなアニメだったから、嬉しかったな...
時代背景とかもちゃんとしてて、ストーリーも好き。
主人公は映画の最後死んだの?って感じで終わるんだよね。
主人公目線で作ればいいかな...

「七桜?おぉーい!」

「集中しちゃってるね。七桜、家着いたよ?」

「七桜ちゃん、家着いたよ?降りないとこのまま抱っこして連れてくよ?」

百は抱きついて言う。

「えっ?なに?ごめん」

「着いたよ。考え事?」

部屋まで歩きながら、さっき考えてた事を言う。
部屋について、じゃ、頑張ってと防音室に押されて入った。

「さぁモモ美味しいカレー、七桜に作ってあげようか」

「うん!ユキのカレーも教えてもらう」

主人公目線だとバラード系だな...適当にコードをならして考えてみる。
あれ?意外と結構出来るかも!
あれ?メロディーこのまま出来るかも!


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