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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第38章 期待の新人



千にも作ってあげたいと...

「千、喜ぶね」

「うん、喜んでくれたら嬉しいな!あ、七桜1回帰る?下着はあるけど、服ないよ」

「百の服貸して?今日そんな時間ないんだった。シャワー借りるね。ご飯美味しかったよ、ご馳走様」

仕事に向かうため、急いで準備をする。

七桜は俺の服を適当に借りて仕事に向かった。
俺はまだ時間あるから、七桜が置いてった服も一緒に洗濯する。

(俺の服着て仕事行くって・・・めっちゃイイ・・・)

おっと、俺もそろそろ準備しないと。
洗濯を干して、俺も仕事に向かった。

「七桜さん、おはようございます。二日酔いは大丈夫ですか?」

「うん・・・ちょっと頭痛いけど大丈夫。ごめんね、昨日のこと途中から覚えてなくて・・・」

「事務所だったからよかったですけど、外で飲むときは気を付けてくださいね」

「はい・・・」

これからCM撮影...どんだけCMやらせるんだってくらい気がする気がする。

「七桜さんに、新しい仕事の依頼がきてるんですが・・・」

「何の仕事?」

おかりんは渋い顔をして、仕事の内容を話す。
ツクモ所属のアーティストが一緒に番組でセッションしたいと言ってるらしい...しかも、バラエティー番組で。
別に私じゃなくてもよくないか?もっと上手い人はいるし。
ツクモって聞くと、どうしても怪しんでしまう...

「保留にして、遥人さんに聞いてみましょうか?」

「うん、お願い」

「七桜さんは、どうしてツクモを警戒しているんですか?」

そりゃ、おかりんも不思議に思うよね...
詳しい事は話せないけど、話せる範囲でおかりんにも月雲 了のことを伝える。
百が一緒に飲み歩いてたことや、ヤバい人だってことも。

「百くんに聞いてみましょう!危ない人は回避すべきです」

「そうだね」

その時、携帯が鳴った。見ると、天からラビチャだった。

『年明けにTRIGGERのライブあるんだけど、見に来れる?来てくれるならチケット人数分送るよ』

おかりんに聞くと、厳しそうだった。

『ごめん・・・今はまだなんとも言えない。その時になってみないとわからないみたい』

行けたら行くとしか言いようがないけど...チケット用意してもらって、やっぱり行けないとか申し訳ないし...
断って正解だよね。

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