• テキストサイズ

未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第28章 活動状況



でも、私の怪我がちゃんと治るの待つとなるとデビュー時期がズレるんじゃ...
その辺の時系列はわからないし、デビューがいつかも知らない。
全部が同じじゃなくてもいいのかな...
千があぁ言ってるし、治るまで待つしかないか。

(ある日突然良くなるわけじゃないしな・・・)

1回万の家にも行ってみないとな...万の家に住めるのも長くはないし。
あぁ、早く治らないかなぁ...

お母さんが今日は遅いから泊まっていけばと2人に言う。
千は普通に泊まるって言ってるけど、百はどうしようか悩んでる。

「あぁ言ってるし、泊まってけばいいよ。悠斗も喜ぶし」

「百くん、泊まってって!一緒に遊ぼう!」

悠斗はすっかり百に懐いてしまっている。

悩んだ末、そうさせてもらいますと泊まる事になった。
2人が泊まると決まり、悠斗は大喜び。
百と一緒にお風呂に入るとうるさく騒いでるし...
結局、百は悠斗と一緒にお風呂に入ってくれることに。

部屋で休んでいると、先にお風呂に入った千が来た。
どうしたのと聞くと少し言いずらそうに話しをしてきた。

「実は、モモくんに家族になろうって言ったんだ・・・僕の家と養子縁組をしようって。お姉さんと結婚って手もあったけど、僕には七桜がいるからそれはできないし。でも、モモくんに戸籍は動かせないって断られたよ・・・」

「そんなの当たり前でしょ。誰が戸籍動かすか・・・万みたいに百もいなくなるかもって思ったの?」

「不安だったんだ・・・心配なのに家族じゃないからって面会すらさせてもらえなかった・・・」

まぁ、心配する気持ちはも会えなくて辛かったのもわかるけど...

「そんなことしなくても大丈夫だよ。うちはちゃんと傍にいるでしょ?うちも百も、千のこと置いてどっか行ったりしないよ。千が信じてくれないと、こっちも悲しいよ?」

「ごめん・・・そうだね。七桜が言うとそんな気になるから不思議。それに安心する」

「うちもリハビリ頑張るからさ、ちゃんと活動できるようにしようね」

「無理はしないでね」

無理はしないから大丈夫...
それよりも気になってることが1つだけあると千に伝える。

「何が気になってるの?」

「うん、百のことなんだけど・・・千は何か気付いてる?」

考えてみてるけど、千は思いつかないみたいだった...


/ 571ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp