第33章 ※反魂人形④
「え……ぁっ、や…待ってぇっ、イったばっ…か、あぁっ!」
五条先生は容赦なく、私のナカを抉るように突く。
イッたばかりの身体は悲鳴をあげて、収まらない痙攣がすぐに新たな快楽の波を連れてくる。
「五条…先生…っ、待って…まっ…あぁんっ、あ…っ」
「だーめ。言ったじゃん。イッてもイかせ続けるって」
「や…ぁ…っああ……んっ、あ」
「もう2回目イッちゃいそうじゃん。……僕がイくまでに何回イッちゃうだろうね」
愉しそうに言って、五条先生がまた私の身体を激しく揺らす。
跳ねる身体が、五条先生から与えられる快楽の激しさを物語ってる。
「あ……あぁっ…ん…や…ぁっ」
「ね……皆実。……ちゃんと…気持ちいい? 僕のが1番?」
こんなときに、そんな大事なこと聞かないでよ。
どんなに本気でも、熱に浮かされた返事みたいになっちゃうから嫌なのに。
「五条…先生の…が……ぁ、1番すきっ……先生じゃなきゃ…やだっ」
「……それ、他の男にも…言ってたら……許さないからね」
「言わ…ない、から……ぁっ」
五条先生の負の感情が流れこんできて、その痛みが私を刺激してまた身体が震えちゃうの。
「……あー……ダメだ。全然……収まんない」
五条先生の熱はどんどん質量を増していくばかり。
対する私の身体も痙攣を止められなくて言うことを聞かない。
互いに熱の収め方を知らぬまま、再びベッドに私の身体が沈んだ。