• テキストサイズ

【呪術廻戦】無下限恋愛

第28章 ※情④


「……っ…皆実……」

「………ぁ…はぁ…ん……っんん」


 キスの最中に漏れる声が、淫らに彩られる。

 捲れ上がったスカートを気に留めることもなく。

 その熱を膨らませるように自分の腰を揺らしたら、五条先生が苦しそうに息を吐いた。


「バ……カ…っ。……そんなことまで……宿儺に…教え…こまれたか?」


 違うよ。違うから。

 だから今は……五条先生以外を、考えさせないで。


「これ……いや…ですか?」


 五条先生が嫌なことなんて、したくないよ。

 このやり方じゃ、五条先生が気持ちよくなれないなら……。


「なら……先生…が……きもち…ぃ…こと……教えて?」


 先生が気持ちよくなる方法を、私の身体に教え込ませて。


「……先生だけの、ものに……なりたいよ……」


 全部忘れるくらいに、五条先生の熱で愛して欲しくて。


 五条先生が動きやすいように、私は自分の行動すべてを止めた。


 手も足も、全部。

 五条先生が暴きやすいように、折り曲げて広げて。


「五条…先生の……好きな…ように……私を…抱いて」


 痛くても、苦しくても、なんでもいいから。

 早く私を……五条先生の呪いで、いっぱいにしてほしくて。


 はしたない願いに支配される私を、五条先生の色欲に濡れた瞳が見つめた。


「……『やめて』は、聞かないからな」


 そんな忠告を口にして、五条先生が私の制服に手をかける。


 学ランもその中のワイシャツも全部、すでに宿儺に解かれた後だから、私の肌を簡単に晒した。

 ボタンのかかっていない制服は、いとも簡単にベッドの下に捨てられて。

 キャミソールの下、乱雑にたくし上げられたままのブラジャーが、私の胸を隠せずに。

 熟れた赤い実が宿儺に味見されたことを、五条先生の瞳に如実に伝えた。


「宿儺に触られたところ……全部、教えろ」
/ 612ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp