第4章 オビト 1 微裏
リンのかわりでいいというトーコを、そっと抱きしめるオビト
「オビト、私はいつもオビトのそばにいるからね」
「ああ、ありがとう」
「・・明日から、任務でしばらくこれないけど・・・」
「は!?さっきいつもどーとかいってたのに!」
「しょうがないじゃん、任務だし」
「怪我するなよ?」
「うん」
「・・・大丈夫か??」
「心配しすぎ!・・じゃあ、お守り頂戴?」
「お守り?ここにゃそんなもんないぞ?」
「ここ、吸って?噛んでもいいから・・・」
胸の上辺りを指差すトーコ
「キスマーク?」
「知ってるの?意外とマセガキね・・・」
「・・・体中つけるぞ?」
「やだ、ここにつけて//・・んっ」
「これでいいか?けっこう赤くしっかりつくもんなんだなー」
「ありがとう//またねw」
服を着て、トーコはグルグルと自分の世界へと帰った。