第1章 カカシ 1
「カカシ上忍!撤退命令でしょ!?ここは私がひきうけます!早く逃げてください!」
「お前こそ、なんで逃げないんだ!」
「みんなが逃げる時間、作ってるんです!」
「!!」
体術だけなのに、敵の攻撃を全て受け流し、隙をついて的確にダメージを与えている
イチとは、どんな忍びなのか、興味がどんどん湧いてくる
「よし、このまま返り討ちにしてやろう!」
「はいっ!」
どのくらいたっただろうか、二人の周りには気を失った敵が転がっている
二人で敵を一掃したことは、後々まで語られる
「イチ、お前すごいな…」
「ふふっカカシ上忍も、すごいですね」
カカシは、気づいていた
息の上がった自分と、何もなかったように平然と話すイチの体力の差…
「帰るか…」
「はい」
どんな顔してるのか、カカシは気になっていた
☆終わり☆
あ、全然、甘いお話ではなかったですね><