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君に出逢えて、恋をして 【鬼滅の刃 冨岡義勇】

第8章 かまどベーカリー








転入初日に友達が出来たと報告を受けてから1週間ほど経った。

あの日、電話の向こうで泣いている柚葉に、声を掛けてやることしか出来なかった。
すぐに会いに行ってやる事ができずになんてもどかしいのかと現状を嘆いたが、夕方会ってみればにこにこの柚葉。
嬉しい報告も聞けてなによりだった。
それを1番に俺に教えてくれた事、それが俺は正直1番嬉しかった。

学校生活は順調なようで。
今のところ、寂しいと電話がかかってくる事はない。
代わりに柚葉とは毎日、メールのやり取りをするようになった。
夜寝る前の、ささやかなメールのやり取りだが、それでも俺にとっては1日の癒しの時間になっている。

そして昨日の夜、柚葉からこんなメールが届いた。


“お友達のパン屋さんのお手伝いをする事になりました!“


ほぉ。
パン屋の手伝いとは、何をするのだろうか。
詳しく聞いてみると、主に店番をして、閉店後に店の片付けをして帰るそうだ。

手伝いか、偉いな。

それはそうと、閉店後に片付けまでしていると、帰りが遅くなるのではないだろうか。
帰りはどうするのか聞いてみると、“1人で歩いて帰ります“と返事が返ってくる。

なんと。
遅い時間に1人で帰るのは危険だ。
世の中何があるか分からない。





と言うわけで、今俺は柚葉のいるパン屋に迎えに行く途中だ。

やはり女の子1人では心配だと思い、"薄暗い中1人で帰るのは心配だから家まで送らせて欲しい"と伝えると、“是非!よろしくお願いします!“と快い返信。
ウザがられるかもしれないと思ったが、そんな事もなくホッとした。

もう夜も遅いからと昨日はそこで一旦メールは終わったのだが、ここで俺は1番重要な事を聞き忘れていたのだ。

それが判明したのが、今日の昼頃のこと…





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