第3章 ガマン比べ
「なあ、りんこ。今日さ…せえへん?」
『…?何を?』
「わかっとるやろ。昨日したやんか。」
『え、っと、あー…。うん、ははは。やだ。』
「なんでやぁ、俺はしたいんやぁ。」
昨日あんだけしといてどの口が言ってんの!というりんこの心の声が凌に届くはずがない。
「なんで嫌なん?え…もしかして俺のこと嫌いになったんか…?」
『だって疲れる…。凌のこと嫌いになるわけないじゃん…あーもう恥ず!変なこと言わせないで!』
「んふふ、そっかあ…かわええわりんこはほんま。俺も好きやで?」
凌は気分がよさそうだ。
「けどさ、疲れるのはりんこが毎回毎回イキ過ぎるからちゃう?」
『凌に言われたくなーい、凌よりガマンできてるし。』
「あー、言ったな?そんな自信あるなら今から確かめるで?」
凌がりんこに迫りながら言う。
『や、無理!…あ。』
りんこの背中が壁に当たり、逃げ場がなくなった。
「ほらもう逃げられんで。じゃあ今からガマン比べせなやな?」
りんこの服の中にするすると凌の手が入ってくる。
「あれぇ、ここもう勃ってもうてるでぇ?」
『っ、寒いから!』
「ふぅん、じゃあ直接あっためなやな。ほら、ばんざーい♡」
あまりにも自然に言われたせいか、りんこは大人しく両手をあげてしまい、あっという間に脱がされる。