第13章 姫さんとネタ集

もしも彼らがセンゴク学園の教師だったら


織田信長
伝説の鬼教師と謳われている校長先生。
担当は世界史。剣道部顧問。
男子生徒からは畏怖と尊敬、女子生徒からは偶像崇拝の情を向けられている。
部活動見学では女子生徒が大勢来るが、未だ一ヶ月以上続いた女子マネージャーはゼロという快挙を成している。
鬼教師の補習を恐れ、期末テストで赤点を取る者は少ないが満点を取れる者も少ない。


豊臣秀吉
校長の右腕とも言われている副校長先生。
担当は日本史。剣道部副顧問。
中等部の女子生徒から初恋泥棒と呼ばれている。
副校長先生に褒められたいがために女子生徒の日本史選択率が高く、平均点も高い。
バレンタインデーのチョコ獲得数不動の一位。


明智光秀
私生活が謎に包まれている教師。
担当は現代文。茶道部顧問。
“保健室の先生とデキている”という噂の真偽は不明だが、“副校長先生とデキている”という噂に関しては完全否定を示した。
弱点は理事長らしい。


石田三成
担当は物理。将棋部顧問。
日常生活が疎かになることが多々あるため、週に二回ほど副校長が自宅にやって来る。
たまに校長と指す将棋は毎回百手を超える激戦となり、センゴク学園名物の一つとなっている。
ちなみに保健室の先生は定時で帰る。


伊達政宗
担当は家庭科。陸上部顧問。
調理実習の時は大勢の生徒が調理室を覗いている。
圧倒的感覚派なため彼の作る料理の完全再現は不可能。
彼がどうやって教員採用試験に受かったかは謎。
バレンタインデーのチョコ獲得数二位。


徳川家康
担当は生物。弓道部顧問。
生物室と物理室が隣接しているせいか生物室にいることは少なく、だいたい道場か保健室にいる。
センゴク学園にいた頃は中高で六年連続弓道大会全国優勝という実績を誇る。
弱点は理事長。



継国華音
養護教諭。
“黒髪ロングの赤縁眼鏡&きっちりスーツと黒タイツに白衣のセクシー系保健室の先生”という男のロマンを詰め込んだ夢のような組み合わせをステータスに持つ女性だが、中身はくそ真面目の塊。
センゴク学園は不純異性交遊禁止というわけではないが、“保健室でにゃんにゃんした生徒で五体満足でいられた者はいない”という噂がある。
理事長と双子かと思われるくらいそっくりだがただの親戚。