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わたしは漁火

第5章 5



「ひぃあっ、ア゛ッ♡♡ア゛ッ♡♡♡いぐいぐまたいっひゃうぅっ!またぁっ!!らめぇええ!!!!!」

ガクンッとひときわ大きく有羽の体が跳ねた。口はだらしなく開かれ、はーっはーっと荒い息をこぼす。びくびくと痙攣するその姿がイカには愛おしく見えたのかわからないが、イカはさらに有羽を責め続けた。

「ひっ、ひあぁぁん!ああああっ♡♡♡♡ア゛ッ、ふぇえああああっ!!!うええん!!んああああああっっっ♡♡♡♡♡♡」

泣き叫ぶような声が岸壁にこだまする。洞窟の中はもう、快感地獄と化していた。何度も何度も絶頂を迎え、意識を飛ばしかけてはまた性感で目を覚ます。有羽は涙とよだれで顔をぐちょぐちょに濡らしながら、その地獄に溺れた。


「ウ゛ッ……♡うぇ…♡うーっ…♡っっっ…………」

やがて喉も枯れ果て、声を出す力もなくなったようだ。体だけは快楽への反射でガクガクと震えている。イカもそろそろ潮時と思ったのか、有羽の耳元で「これで最後にしような」とつぶやくと、有羽のナカの足をぐりゅ、と押し込んだ。

「ッッッッッッ♡♡♡♡♡っーーーーーー!!!!!!!う゛ぅ゛………!!!!」

声にならない声で叫ぶと、目をチカチカさせ、何度目かの失神をむかえた。今度こそ有羽は、甘い陶酔の中で眠りについた。
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