第14章 affection 角名

「やっやっ…侑くんっ…離し…」

「よう言うわ、ブラの上から触ってるだけやのにこんな硬くしてるくせに」

侑が歩のTシャツを捲り上げて剥ぎ取り、床に投げ捨てる

「いやっ」

「このえっちな身体、大好きな倫ちゃんに見せたれや」

そう言って侑が慣れた手つきでブラのホックを外すと、ボリュームのあるバストが露わになる

「歩」

俺はたまらず胸にしゃぶりつく

いつもより乱暴に噛み付いて、白い肌に痕を残す

チュウ…チュパッ…ガリッ

「ンンッ」

先端に歯を立てると、歩の身体が反応する

「ハァ…ハァ…歩」

首筋に吸い付き、俺のモノって印をつける

「倫ちゃん…なんでこんな…」

歩の目から一筋の涙が頰を伝って零れる

ごめんな

でもその姿興奮する



涙の伝う頰を両手で包み込み口付ける

クチュ…チュウ…ジュルッ

いつもより激しい貪るようなキス


「俺、仲間外れにせんといてや」

侑は後ろから歩のハーフパンツとショーツをずり下ろして、その蜜壺に細く長い指を当てがう

「ンンッ」

歩がくぐもった呻き声を出しながら、身体をビクつかせる


「あれ？こんな状況やのに、濡らしてるとか…エッチなことしたかったん？」

ヌププ

「ンンンンッ！」

歩のナカに侑の指が沈められる


ヌプッヌプッヌプッヌプッ

「角名〜聞こえる？橘さんのナカ、俺の指美味そうに咥えとるわ」

「ンッンッンッンッ」


嫉妬で気が狂いそうになる

でも心とは裏腹に下半身はジャージを突き破りそうなぐらい屹立してる

歪んでる

歪んでる

分かってる



パチュッパチュッパチュッ

「ンッンッンッ」

クチュ…ジュル…

舌を絡ませながら両胸の先端をギュウと掴むと、歩の身体がビクンと身体が波打つ

「ああ、めっちゃ締め付けてくるやん、俺の指持ってかれそう」

パチュパチュパチュパチュッ

侑は出し挿れするスピードを速めて、反対の指でクリトリスをギュッと摘む

「ァアアアアッ！！」

ビクンビクンッ…プシャーーーッ

歩は激しく身体を仰け反らせて潮を吹きながら絶頂に達する

「よかった？」

イッたばかりの歩の耳元で侑が言う