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あなただけには敵わない
第8章 修学旅行
「友達いなかったんだな」
「…はい、小学生の時からよく距離置かれるんですよ、浅野くんも信頼してる人はいなさそうですけど」
「…友達いない君には言われたくないな」
「信じてもいいんじゃないですか?あなたの手をちゃんととってくれる人必ずいますよ」
私は前に歩いて振り返った
「私は信じたいです、人間みんな根っから悪い人いませんから」
そうでしょ?
「あ、あのお店寄ってもいいですか?」
「あぁもちろんだ」
「ありがとうございます!!」
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