• テキストサイズ

あなただけには敵わない

第8章 修学旅行


「ん…カルマくん」

「ん、どうした?」

「修学旅行まで一緒にいられないの寂しい」

「…泣かないで、俺も寂しいよ」

本当は

みんなに自慢したかった

こんなにカッコいい彼氏いるんだぞ

優しくて私の王子様

自慢できなくても

そばにいたかった

それが叶わないのが辛い

少しでも会いたいのに

ホテルも違うから

会えない

「一緒にいたい」

素直に言うと

ギュッと抱きしめてくれた

「ごめん…本当にごめん…」

謝ってほしいわけじゃない

じゃあ

私はどうされたいの?




わからない
/ 123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp