第3章 付き合いませんか
楽しみにしてた映画なのに
おじいちゃんが倒れたって連絡きて急いで病院に向かった
向かったはいいけどおじいちゃんは案外元気で
もう歳なんだから無理しないでとのことだけだった
「カルマくん!」
「ゆいなちゃん、大丈夫だった?用事」
「うん、なにも問題なかった!」
「よかった」
「あっそういえば話ってなんだった??」
ずっと聞きたかったんだよね
そのあとメッセしたのに
教えてくれなかったし
「あー…よく聞いててね」
「うん」
「ゆいなちゃんのことが好き、俺と…付き合ってください」