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あなただけには敵わない

第3章 付き合いませんか


ゆいなside

「あ、カルマく…」

「赤羽!こんなところにいたのか!」

「あーあ先生に見つかっちゃった」

「ほら行くぞ、お前には先生期待しているんだ、どんな時も先生は味方だからな!」

「じゃあさこれも見逃してね?」

先生から逃げるように走っていった

すごくカッコいい

また羽が見えた

自由で

空へ羽ばたいていく感じが

すごくかっこよくて

ついていきたくなる

「ったく…おっ!!百瀬どうした?」

「先生今の…」

「うちのクラスの生徒でな、勉強はできるし素行は少し悪いがとても優秀な生徒なんだ」

先生はすごく信頼してるんだ

「百瀬ともいい勝負になるんじゃないか?あいつは今高校レベルの問題にも取り組んでるしな」

「えっ!?」

「ははすごいだろ」

「は、はい」

私より頭いいんじゃ…

3年はA組なんだろうな
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