第2章 任務
しばらく考えた星波が口を開く。
「わ、私は…私は鬼舞辻無惨を滅殺します!その目標のためなら例え皆さんの負担になったとしても戦いの場から逃げることはしたくありません!…こんな面倒事を引き受けてくださりありがとうございます。よろしくお願いいたします」
「おい!いいのかよォそれで!?」
俺だけでいいだろォと言いたいのをぐっと堪える不死川。
「ごめんなさい、不死川さん。誰かひとりだけと任務にあたることは効率が悪くなってしまうということ。4人ならば誰かだけの負担になることはないし、任務遂行の効率もあがる。私は誰かひとりのお荷物になることは避けたいのです。」
「これで決まったね。では星波は任務の内容によって4人の誰かに付く方法でやっていこう。なるべく、鬼の頸は斬らずに補佐として。」
「「御意」」