• テキストサイズ

星空 【鬼滅の刃】

第12章 退院


夕方に戻ってきた織姫の足には、承知した!皆で待っている!と書かれた短い手紙が巻かれていた。

「お土産は甘味をたくさん買っていきましょう!」

「それはお前の食べる分かァ?」

「ち、違いますよぉ!確かに甘味は好きですけど、杏寿郎さんも実弥さんもお好きでしょう…?だからっその、いっぱいがいいかなーって!」

必死に説明をしている星波を揶揄う不死川。

「ほんとにかわいいなァ…」

そう言って不死川が星波の顔に近づいた時。

「ふぇっ、ふうぅーん…ふうぅん。」

風弥が目を覚ましぐずりだしてしまった。

「チッいいところだったのによォ」

言葉ではそんなことを言っている不死川だが、星波よりも先に駆け寄り優しく風弥を抱き上げる。
/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp