第8章 緊急柱合会議
「あまね様も退室されたので、失礼する」
突然義勇が立ち上がる。
「おい待てェ、失礼すんじゃねぇ。それぞれ今後の立ち回りも決めねぇとならねぇだろうが」
「6人と煉獄と星波で話し合うといい、俺には関係ない」
「関係ないとはどういう事だ。貴様には柱としての自覚が足りぬ。それとも何か?自分だけ早々に鍛錬を始めるつもりなのか、会議にも参加せず」
「義勇…」
星波の呼び掛けにも反応せずに出ていこうとする義勇。
「テメェ、待ちやがれェ」
「冨岡さん、理由を説明してください。さすがに言葉が足りませんよ」
「義勇っっ!」
「……俺は…お前たちとは違う。」
「気に喰わねぇぜ…前にも同じこと言ったなァ冨岡。俺たちを見下してんのかァ?」
「実弥さんっ…」
心配そうに見る星波と止まらない義勇。
「待ちやがれェ!」
今にも殴り掛かりそうな実弥にしがみつき止める星波。
パァン!
((ビリビリビリビリ))
「座れ…話を進める…一つ提案がある…」
悲鳴嶼は柱稽古をするという提案をした。