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【ONE PIECE】私の居場所~アナタの隣に居たかった

第4章 美しき諜報部員と参謀総長


──バルティゴの入江に1人の女が降り立った。

月のような薄い金色の長い髪を靡かせ、慣れた動きで船から飛び降りた。その女はジャケットにミニスカート、ロングブーツ姿。黒ずくめでサングラスを掛け目立たない服装をしているが、スカートから覗くすらっとした脚やジャケットからチラッと覗く胸元が女性らしさを強調させているように見える。


(ふぅ…何もないところは相変わらずか)

その女は、降り立った島を見て呟いた後、島の中心部にある目的の場所へと向かった。




──ガチャッ


?「あ!お帰りなさい♪長期任務お疲れ様です。」

?「おぉ!戻ったのか!どうだった?長期の潜入は。」

女はドラゴンさんにまず報告してくる、と声を掛けてきた兵士に告げると奥に消えた。

?「…素敵♥目の保養になる…」
?「なんかまた成長してたな…良い意味で///」




──コンコン

「入れ」

『失礼します』

目の前の男に敬礼をしながら女は言った。

『革命軍諜報部特務隊 セレナ、只今任務より帰還しました。』

「セレナ、ご苦労。無事で何よりだ。」

『有難うございます。任務の報告をしても宜しいでしょうか?』

「あぁ、頼む。」

『はい。今回の任務で潜入しました組織とその取引についてですが…』



──革命軍総本部の中にある自室

(ふぅ…ドラゴンさんへの報告はやっぱり緊張する)

荷物を置き備え付けのベッドに寝転び一息ついた。

『今回の任務は長かったな…この部屋も久しぶり。』

今回は少し休めるかな…
疲れが溜まっていたのか落ちてくる瞼に逆らえず睡魔に身を委ねた。

──

(聞いてくれよ!エースにまた負けちまった~~~)

(ルフィがさぁ、ワニに食われそうになったんだ!アイツまだまだ弱いな)

(ミスティ!)

──


ハッ

『夢…か』

(外の空気を吸いに行こう)




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