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シロイ、ヒカリ / Hunter×HUNTER カイト夢/

第1章 甘い、キス




男の人なのに。
髪も、瞳も、
抱きしめてくれる大きな手も。

カイトの全てがキレイ。


「…そんなに見るな」

わずかに唇が離れたかと思うと、顔を寄せたままカイトが言う。

「…わかるの?」

「俺を誰だと思ってる」

プロハンター恐ろしい。

「…カイト、キレイだなって思って」

私の言葉に目を見開くカイト。
あ、男の人に言うセリフじゃなかったかな。

「だ、だって、野宿が殆どだし食べ物だって気を使える訳じゃないのに。
髪とかすごく綺麗な白だし…」

慌てて言葉を繋げる。
あたふたする私を黙って見ていたカイトが、静かに笑って言った。

「ケイの方がキレイだ」

「……っ!」

でた、直球ストレート。
しかもこんな顔の近いとこで。

「可愛いし」

ちゅ、と音を立てて額にキスする。

「感じやすいしな」

「…んっ……」

耳たぶのキスがくすぐったい。

「その声もそそる」

ぺろ、と耳が舐められる。
濡れてますます感じやすくなったところに立て続けにキスされて、音だけで力が抜けそうになる。

「んん…っ

もう……じゅ、ぶん…だから……っ」

身体じゅうが、熱くてたまらない。
カイトの服をぎゅ、とつかんで、胸に顔を押しつけた。

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