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独歩吟客-囁か-

第5章 近寄らずにはいられない



「はい」

「久しぶりの社内だが感覚は戻ったか?」

がたん
「はい!この度は本当にすみませんでした!国木田さんが呼んでくれたので自分の仕事も捗ります!」

「ここ最近は先生と太宰の面倒で中々来れなかっだからな、だから···その··」

「?」

ぽん。なでなで
「何かあれば··俺を頼れ」

「はっ···はい!//」

ふわっ
「やはり天音は笑顔が似合うな」

ぽん···//
「国木田さん···」

···はっ!!
「引き続き励むように··!」

くる
コッコッコッ

クスッ
(国木田さん心配してくれてるんだな。)

☆☆☆


ずるずる···。
(やってしまった~~····)

でも

近寄らずにはいられない。



「之は··許されますか?」
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