第4章 家族の色は何色ですか?
『男ならば寿郎を、つけたいと思っている!杏寿郎も千寿郎も
俺と瑠火が懸命に考えた名だ!幸寿郎はどうだろう?女子は憂さんも候補はあるだろう?』
わいわいしながら、名前の候補を出して行く
『そうですね、女の子なら 雪華(セツカ)や瑠莉(るり) なんかも可愛いですね、』
『良い名だ!!候補が有れば後は産まれてきてピンときた物に付けるのがいいだろう!』
『今日は大篝火を見る日だったな!用意をしておこう。お前達手伝ってくれ。』
『はい、父上。憂はまだゆっくりとしていなさい。準備が出来たら呼ぶから』
『片付けは後でやりますから!動いたらダメですよ!』
またまた楽しそうに外へ出る姿を見て、この子達もいつかあのようになるのでしょうか、尊過ぎて、辛いです。
大篝火を眺めている間は暖かくて、パチパチと燃える焔は、この煉獄家とそっくりだと思う。椅子を用意されて羽織を掛けられる。
あと何回この火を見られるか。
(2人とも元気に産まれてきてね、)
ちょうど火も弱まりそろそろ時間なのだろう。
いつもぴったりに燃え尽きる。
きっと考えて燃やしてくれて居るのだろう。
ひとつだけ、いいのか分からないのだが、
焼き芋が数個入っている。
犯人は分かっている。