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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第18章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


水晶堂にて。



「さて、お前たちは下がれ」



伊黒に言われ、竈門兄妹は再び頭を下げてから店の奥へと戻っていき、俺は一人、占霊室と呼ばれる部屋へ招かれた。


やれやれ、わざわざ一人で呼び出されるとは。



昨日の今日で、朔が狙われないか気が気ではないというのに。



部屋の内装は至って簡素だ。



「そこに座れ」



占い師が座る椅子に水晶玉の置かれた机、対面するように配置された客用の椅子。


言われた通りに対面の椅子に腰掛ける。


この館では蛇を占いの象徴にしているらしく、壁に張られている掛け布や下に敷かれている絨毯(じゅうたん)にも様々な蛇が描かれている。



水の中を泳ぐモノ、翼を生やして空を舞うモノ、口から火や毒を吐くモノ…



「先に言っておく。俺はナーガ(蛇神)の化身である。蛇はこの国における生命の礎(いしずえ)である水神。決して蔑(ないがし)ろにしてはならない神聖な生き物だ」

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