第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻
貴方に愛して欲しい。
こんな殺し文句があるだろうか。
俺は改めて思った。
やはり添い遂げるなら那岐が良い。
いや、那岐以外考えられない。
「……俺も、お前以外考えられない。動くぞ」
ズッ、じゅぷ。
義勇の陰茎が最奥を掠める。
深く繋がるほど快感が増して。
「んっ…はっ……あぁっ…///」
「くっ…ぁ…」
本当は腟内に出したかったが、義勇は吐精感に抗い、那岐の中から抜き取ると、彼女のお腹に向けて白濁をかけた。
二人とも気持ちは同じだった。
お互いが大切で、愛しくて……
体が繋がれたことで、心も繋がれたような、そんな充実感に包まれていた。
でも、まだ子を孕む訳にはいかなかった。
「大好きよ、義勇」
「あぁ、俺も。愛している」
あの日を境に、俺の中で何かが変わった。
政務の際には意見を進言したり、家臣の職務内容に関しても目を配るようになった。
彼女に釣り合うように、俺自身も恥のない生き方をするために。
ー上巻 了ー