第1章 ※煉獄杏寿郎
そう言うと杏寿郎は自身の浴衣を脱ぎ去り、大きく反り立つ自身の肉棒を私の蜜壺に押し当てた。
「やだ、待って…杏寿郎…私…まだなんか変でっ…、」
「君のそんな善さそうに身悶える姿を見せられて、これ以上待つことなど出来ん」
そう言いつつ、私を少しばかり気遣ってくれているのか、蜜壺から溢れる粘液を自身の肉棒からも出る粘液を擦り合わせて、蜜壺の入口を浅く擦り付ける。
「んっ…、杏寿郎っ…それ、やだっ…恥ずかしいっ」
「…君の、いや、というのは良いと言う風にしか聞こえんな。…ほらもう俺のものを迎え入れようとひくつきだしているぞ」
杏寿郎が冷静に私の身体を分析しているのが堪らなく恥ずかしくなり、両手で顔を覆う。尚も挿入れられずに擦り付けられる。
「んんっ…杏寿郎っ、もうっ…挿入れてぇ…」
物足りなさから堪らず杏寿郎に強請ると、杏寿郎はにやっと意地悪そうに笑いながら、ぐっ…と肉棒を押し込んできた。
めりり…と音が聞こえそうなくらい、杏寿郎のものは大きく、初めて男性を迎え入れる私の蜜壺は悲鳴をあげた。
「んっ…いっ…」
「痛いか…?かなり解したが…それでも足りんか…」
私の様子を見て止めようとした杏寿郎に、
「っ…、大丈夫だから…このまま…」
「くっ…」
杏寿郎はそのままずぷりと全てを私の中に埋めた。
2人の荒い息遣いが静かな夜に響く。
繋がったまま、杏寿郎は私を優しく抱きしめて口付けを落とす。
「動いていいだろうか」
優しく気遣ってくれる杏寿郎に口付けで返事をする。
すると、急にギリギリまで引き抜かれ、一気に奥まで打ち付けられた。
「あぁっっ!やっ!あっ!!」
律動的に動く杏寿郎に、最初こそ痛みがあったものの、段々と快楽の方が勝ってきた。